1巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
主人公でもラスボスでもない。物語に陰ながら介入して密かに実力を示す「陰の実力者」に憧れていた少年、シド。
異世界に転生し、「自分は陰の実力者として、闇の教団を倒すべく暗躍している…」という「設定」を楽しんでいたところ、どうやらその「闇の教団」は実在しているようで…?
漫画版は進行がかなりスピーディー
トラブル&イベントがどんどん降ってきます そんですぐ解決します
1巻では、シドにとっての「陰の実力者」はどんな存在かを教えてくれます
陰の実力者ムーブはシドにとっての美学!人生の羅針盤です
以後の巻でもこのムーブがテンプレとなりますので慣れておきましょう
そしてこの作品もう一つのテンプレが、ディアボロス教団イベントの解決です
アルファ含めシャドウガーデンの皆は、ディアボロス教団の存在を信じますし、実際に居ます
めっちゃ戦いますし、悪役はその言葉が出るだけでありえないくらい狼狽します
設定だと思ってるのは、言い出しっぺのシドのみ
でまかせだと思ってるシドとの温度差と、教団のトラブルをあえて利用し解決するシド
このズレててズレてない所が本作品の魅力です
【1巻で起こるイベント】
- シド君異世界転生
- アルファが仲間になる
- 初のディアボロス教団との対峙
- 魔剣士学園に入学
- 王女の恋人になる
- 王女が攫われる
【1巻のうち一番好きなセリフ】
「ならば潜ろう どこまでも」
名言ですよぉ (´;ω;`)
2巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し、「陰の実力者」設定を楽しむシド。誘拐された性悪仲間(?)の王女を助け出すため、ディアボロス教団アジトへ向かう――!「さあ、プレリュードは僕が奏でよう――。」
2巻でも、シャドウの圧倒的強さでお話は進行します
彼が敵わないのは◯◯◯くらいじゃ無いでしょうか
王女誘拐編は意外(もしくは王道)な者が黒幕で、ディアボロス教団の背後関係をちらつかせます
シャドウはこれを難なく解決・・・ですが、ここで一つのハイライトが
厨二を患ったことがある方には鳥肌ものの名シーン出てきます ぜひご覧あれ
2巻ではシャドウガーデンの面々が多く姿を表します
みんな可愛いけど、私はガンマ推し!ドジでめっちゃ可愛いので、そこだけでも見てもらいたい
小ネタですが、巨大化した化け物の正体、実は1巻からの伏線があるんです
わからなかった方は1巻読み直してね
【2巻で起こるイベント】
- 王女の血の価値がわかる
- シャドウの必殺技炸裂
- ミツゴシ商会なるデパートが建つ
- シャドウガーデンの偽物現る
【2巻のうち一番好きなセリフ】
「借り物の力で 最強に至る道はない」
正にシド君の人生を表した一言です
3巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。学園が「シャドウガーデン」を騙る謎の集団に占拠され、生徒会長・ローズをかばって斬られてしまうが――!?
3巻は、いよいよシドのモブ表現が炸裂です
ローズ王女との対戦時に披露するモブ四十八式
テロリスト襲撃時の斬られ方
日々の弛まぬ努力が垣間見える名シーンです
テロリスト襲撃は、シドを始め全中学生が一度は夢想する学園イベントでしょう
襲撃され喜ぶシドを見ていると、自分もテロリストを待望していた気分になってきます
秘められた力が解放されて襲撃者を薙ぎ倒す的な!
まあシドはモブ側なんですが
今回は女性陣が大活躍です
ローズ王女が覚悟を持って戦うシーンは痺れますし
シェリーが、ちょっとドジながらも必死に争う姿には胸を打たれます
ニューも陰ながらの活躍ですが、ドライでかっこいい!過去と決別した場面は隠れた名シーンでしょう
私はシャドウガーデンの女の子達の過去話が結構好きです
モブっぽいシャドウガーデン構成員が、過去話が入ることで主役に変わっていく感じがするんですよね
皆さんはどう思われますか?
【3巻で起こるイベント】
- シド 武神祭へ参加 ローズ王女相手にモブ式奥義四十八式を披露
- 学園がテロリスト「シャドウガーデン」に占拠されてしまう
- シドは襲われるローズ王女を庇い、斬られ、心臓が止まる
- ニュー(ν)の悲しい過去が詳らかに
- シェリーの力で魔力が解放、ローズら生徒は攻勢に出る
- 敵に囲まれ、命を諦めたローズの前に現れたのは・・
【3巻のうち一番好きなセリフ】
「来る・・・ッ」
言った直後に襲撃受けててうらやま!
4巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。「女神の試練」が開催される聖地リンドブルムに赴いたが、そこには黒い噂のある大司教代理がいて――?
4巻ではシド君がどんどんモテていきます
姉さん シェリー アレクシア ローズ そしてアウロラも?!
明らかアピール来てるのに完全無視 というか放置
「僕は自分にとって大切なものとそうでないものを明確に分けるんです」
あくまでシドは自分の道を歩む人であり続けるゆえに、報われない恋が増えていきます
そんな他者へ冷たいシドも、ちょっとだけ他人のために怒ります
テロ首謀者のあまりにも非道な行いには、少しだけイラッときた様子
そんな人間臭さもシドの魅力の一つ
アレクシアとの入浴シーンは垂涎モノです タオルペシーン!!
4巻登場のシャドウガーデンはベータとイプシロン
意外と攻撃的なベータに、天然な偽物のイプシロン
シャドウガーデンはスパイなのに、すごく癖があって可愛いですね!
アウロラとの戦闘は、アニメより漫画の方が臨場感があります
「お先にどうぞ」
「蚊が群れても獅子は殺せぬ」
「全力の君と戦いたかった」
まさに実力者の台詞でシビれます
【4巻で起こるイベント】
- 学園襲撃の首謀者は◯◯◯◯だった
- シェリーの悲しい過去
- ローズ王女と馬車でランデブー
- アレクシアと一緒にお風呂
- 聖地リンドブルムで女神の試練開催
- シャドウVS災厄の魔女アウロラ
【4巻のうち一番好きなセリフ】
「我らは我らの為すべきことを為すだけだ」
覚悟が決まってる感じがして、かっこいいんですよねぇ
5巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。目の前に現れたドアの向こうは聖域という名の「記憶の牢獄」。闇に葬られた数々の真実が明らかになるが
5巻はシャドウガーデンとシドの同時進行 どちらも聖域で大暴れです
デルタの暴れっぷりは凄まじく、大司教が可哀想に思えるほど
対してシドはオリヴィエとの激しい戦闘
この戦闘は名シーンが多いので飛ばさず読みましょう
ようやくディアボロス教団の目的が明らかになります
英雄オリヴィエとの関係も明らかになります
ディアボロス教団は、割とくだらん理由だけど実にわかりやすい理由で活動していたんですね
関係ないですがハゲの人弱すぎません?ナンバース候補者の方が強くありません?
聖域編のあとはシャドウガーデンの嬢達の日常を挟み
武神祭編に突入します
シドは変装して ジミナ・セーネンとして参加(毎度ネーミングが秀逸)
力隠して勝ち上がり、次は常勝金龍ゴルドー・キンメッキとの戦い
ゴルドーの実力は?ジミナの勝ち方は?というところで次巻に続きます
シドの強さは聖域で遺憾無く発揮されましたが
シドの良さは武神祭で遺憾なく発揮されそうな感じです
【5巻で起こるイベント】
- 聖域の中でアウロラと出口探し
- シャドウガーデンがディアボロス教団の真の目的を明らかにする
- アレクシア、ベータ、ローズの3人で桃園の誓い
- イプシロンの秘密が明らかに
- ローズ王女の反乱
- シド 武神祭に変装して参加、その目的は!
【5巻のうち一番好きなセリフ】
「それって素敵なことだと思わない?」
急所さえ守っていれば、人は意外と丈夫論を展開するシャドウ この異常性も又良い
6巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
陰の実力者設定を楽しむシド。最強剣士決定戦の「ブシン祭」に変装して出場し、「一見弱そうだが一瞬で勝利する謎の青年」として番狂わせを巻き起こす
6巻の見どころはもちろん武神祭!
あまりにも早い手刀、アンネローゼじゃなきゃ見落としちゃうね
息巻いてきたイカつい奴らをワンパンでやっつけていく様は見ていて気持ちいい
みんなすごい必殺技とか使ってくるのに瞬殺です
見開きでやってのけたのには恐れ入ります 陰の実力者ムーブ貫徹!
アンネローゼ戦の後のジミナのセリフ
「俺は全てを捨て、ただ強さを追い求めた愚か者だ」
これもすごーく好き かっこよすぎ!ジミナなのに!!
シャドウのピアノ弾く姿は堪りません
ローズと出会う場面で、シャドウはピアノ弾いてるんですが、絵画から抜け出てきたかのような美しさ
6巻のハイライトで間違いなし
【6巻で起こるイベント】
- どんどんやばくなる姉さん
- どんどん盛られていくイプシロン
- 武神祭を順調に勝ち抜くジミナセーネン
- 悪魔憑きとなるローズ王女とシャドウの回合
- ローズは王女の勤めを果たす
【6巻のうち一番好きなセリフ】
「忘れるな。強さとは力ではなくその在り方だ」
ほんとにその通りだよな(´;ω;`)
7巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシドは、始祖の吸血鬼「血の女王」討伐をするという姉のクレアに連れられて’無法都市″を訪れる。
いつもみたいなモブを演じると逆に目立つ治安の悪さを誇るこの地域で、「殺伐とした状況を前に怪しく笑う謎めいた少年ごっこ」に興じることに。
ノリノリで楽しむシドの頭上に輝く伝説の「赤き月」は、凶兆を告げているのだった――。
7巻のハイライトは間違いなく武神祭 最終戦!
シャドウVSベアトリクス+アイリスのペア
圧倒的に圧倒!
ローズの頑張る話と思いきや、美味しいところはシャドウが全部ご馳走様
こういうのが良いんだよ!
クレアがヤンデレ化してきてて怖い
割と気がついてたけど、シドより、周りのモブの方がよっぽどモブ感が強い
ゴルドーもクイントンも、白い悪魔?も、ページ沢山割いてもらってモブ行動
この漫画は、モブにやさしい!
【7巻で起こるイベント】
- 武神ベアトリクス+アイリス VS シャドウ
- 街にグール現れる
- 伝説の「赤き月」が昇る
- クレアと無法都市散策
- 血の女王に会うため紅の塔へ
【7巻のうち一番好きなセリフ】
「本当に大切な事は誰にも話さないようにしているんだ」
「美学」ですよね!
8巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し「陰の実力者」設定を楽しむシド。最凶の吸血鬼「血の女王」復活が迫り、宝物目当てに紅の塔へ向かったシドにも血の刃が迫り来る
8巻は血の女王編からの開始です
シドを救うために塔をのぼるクレア
血の女王を狩るために塔をのぼるメアリー
エリザベート復活のために贄の儀式を行うクリムゾン
「なんて凄まじい戦いだ」と宝物庫漁りから始まるシャドウ
全く この温度差ですよ 癖になります
みんないろんな思いやバックグランド、過去がある中で行動してるんだけど
シャドウは全部吹っ飛ばして好き放題
そんで本当は色々分かってんじゃないの?って解決をしてくれるカッコ良さ
そういう全部が陰の実力者の魅力なんです
オチも忘れていないところも最高
特別な力に目覚めたクレアを、特別な力(笑)にしてしまったシド
「しかし人はこうして大人になる・・・」自分もやってたんかい!
大笑いした1シーンでした
【8巻で起こるイベント】
・メアリーと血の女王の過去が明らかに
・シャドウ VS クリムゾン
・血の女王 VS その他大勢
・クレア覚醒
・シャドウ VS 血の女王
・クレアの特別なカミングアウト
【8巻のうち一番好きなセリフ】
「だって、右手が疼いてしまったのだから」
回想シーンも含めてめっちゃ好きw w w
9巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシド。
王都の市場を二分する勢力であるミツゴシ商会と大商会連合の対立が深まる中、
シドは「スーパーエリートエージェント」ジョン・スミスに扮し、泥沼化した市場をまっさらにするべく経済の混乱を巻き起こす。
シャドウガーデンに対する裏切りともとられかねない行動に踏み切ったのは、
「自分の裏切りは全てミツゴシ商会を救うためだった……!」というカッコいいムーブをしたいから――!
可哀想なアルファ 可哀想なシャドウガーデンたち
アイアムリカバリーアトミックで大団円の8巻を終え、9巻はミツゴシ商会のお話です
デルタが可愛い!すごくワンワンな感じでめちゃ可愛い!!
ガンマが残念剣技で可愛い!頭良いのにジタバタ剣技で残念可愛い!!
シュッって言うと強そうに見えるとか、小学生か!あんまり笑かさないでー
一見裏切りなんだけど、実は違うムーブ
これもやってみたいことリストにありそう
【9巻で起こるイベント】
- ミツゴシ商会が通貨発行にまで手を出した!
- ユキメからの提案に乗って取り付け騒ぎを起こす
- シャドウガーデンVSジョンスミス
- シドはベータに特別な暗号を渡す
- アルファVSジョンスミス ジョンがシャドウであることがバレてしまう
【9巻のうち一番好きなセリフ】
「ここからは、私の仕事だ」
絶対言ってみたかっただけのセリフなんだよなぁ🤣
10巻のあらすじと見どころ
【あらすじ】
DMMブックスより引用
異世界に転生し、あらゆる物事に陰から介入し実力を示す「陰の実力者」設定をエンジョイしているシド。
勢力争いに巻き込まれたミツゴシ商会を救うため、シャドウガーデンメンバーにも正体を隠し、ユキメとともに暗躍していた。
シドが市場に張り巡らせた混乱の糸は少しずつ敵を絡めとり、ついに勢力争いの黒幕と対峙する
アルファかわえぇ
泣きながら「それでも理解し支えたいの」
「またあなたはそうやって、私に背を向けてしまうのね」
シャドウ罪な男
全く想像通りな展開で物事進んで大団円 これが陰の実力者の良いところ
ハラハラせずに、ドキドキもせずに、ワクワクだけはしながら読める
倒せるのかを気にするのではなく、どんなふうに倒すのか
シャドウ 気持ちのいい男です
新キャラのヴィクトーリアがなんかちょっと怖い 可愛いけど
今はまだ10巻までしか出てませんが、まだまだ続きそうです
続刊を楽しみに待ちましょうね
【10巻で起こるイベント】
- シャドウ VS アルファ
- 白の塔主ユキメ 背中の傷の過去は
- ベータに渡した暗号の中身は
- 信用崩壊が、始まる
- シャドウ VS 月丹 力こそパワー
- シドは旅に出る
- 旅先の酒場を救う
- シャドウガーデンに裏切り者が?
【10巻のうち一番好きなセリフ】
「強くなったね」
前後のシーンも含めてめっちゃ良い
アルファが好きになった一冊でした
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